韓国の元徴用工女性が死去、不二越訴訟の原告は7人に=韓国ネット「これこそが日本の真の狙い」

Record Korea    2022年9月13日(火) 12時0分

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12日、韓国・KBSなどは「日帝強占期に日本の軍需企業で強制労働させられたチェ・ヒスンさんが11日に病気のため死去した」と伝えた。資料写真。

2022年9月12日、韓国・KBSなどは「日帝強占期に日本の軍需企業で強制労働させられたチェ・ヒスンさん(91)が11日に病気のため死去した」と伝えた。

記事によると、市民団体「太平洋戦争被害者補償推進協議会」が12日に明らかにした。チェさんは小学校6年生だった1944年、「金を稼げて勉強もできる」という校長の言葉を信じ、不二越の富山工場で労働を強いられたとされている。記事は「太平洋戦争当時、軍需工場に指定された機械メーカーの不二越は、小学校を卒業したばかりの少女ら約1600人に重労働を強いた」と説明している。

チェさんをはじめとする「勤労挺身隊被害者」13人は2003年、富山地裁で不二越に損害賠償を求める訴訟を起こしたが、日韓請求権協定を根拠に敗訴となった。日本の最高裁に上告したが11年に棄却された。その後、13年に韓国内で損害賠償訴訟を起こし、19年1月にソウル高等裁判所が勝訴の判決を下した。現在は大法院(最高裁に相当)で審理中となっている。チェさんが亡くなり、不二越に対する訴訟の存命の原告は7人となった。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ご冥福をお祈りします。どうぞ安らかに」「あの世ではどうかもう苦労をしませんように」「被害補償も謝罪も受けられないまま逝かれてしまった」など哀悼の声が殺到している。

また、「法の執行もせず、加害戦犯国である日本の顔色をうかがい、被害者全員が老いて死ぬのを待つつもりか?」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権はおばあさんたちが全員亡くなるまで時間稼ぎをしてるんだろう」「日本も悪いが、大統領、国会議員たちは何をしてるんだ?」「親日派が政権を握っている間、(被害者が)1人ずつ亡くなっていく。それこそが日本の真の狙いだ」など、日本と韓国政府に対するさまざまな批判が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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