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8日、海外網は、欧州のエネルギー危機が深刻化する中で、スイス政府が今冬の暖房温度を19度以上にした場合に懲役刑などの罰則を科す方針だと報じた。写真はスイス。
2022年9月8日、人民日報海外版公式サイトの海外網は、欧州のエネルギー危機が深刻化する中で、スイス政府が今冬の暖房温度を19度以上にした場合に懲役刑などの罰則を科す方針だと報じた。
記事は、欧州のエネルギー危機により今冬の電力供給の逼迫(ひっぱく)が予想される中、スイス経済省経済事務局の報道官が6日「今冬に政府の指令に反し、屋内で暖房を使って19度以上まで加温したスイス人に対し、罰金および最長で懲役3年のペナルティーを科す」とコメントしたことを伝えた。
そして、スイス政府のプランでは、今冬において屋内暖房の温度を19度以上に、温水の温度を60度以上にすること、ヒーターや暖房テントの使用を禁止すること、サウナやプールは閉めることが盛り込まれており、故意に規定に反した場合は最長3年の懲役を科し、故意でない場合にも罰金刑に処する可能性があると紹介。罰金は1日当たり最低30スイスフラン(約4500円)、最高で3000スイスフラン(約45万円)であるとした。また、天然ガスの使用割り当て量を故意にオーバーした会社に対しても処分が科される可能性がある伝えている。
記事は、スイス連邦電力委員会が市民に対してろうそくや薪(まき)を備蓄し、冬季の電力供給停止の予防、あるいは供給停止対策を行うよう呼び掛けているとも報じた。(翻訳・編集/川尻)
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