デジタル人民元とトレンド玩具が出会うとどんな火花が散る?―中国

人民網日本語版    2022年9月8日(木) 6時30分

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中国国際サービス貿易交易会でさまざまなデジタル人民元専用イメージキャラクターが打ち出された。

中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)の会期中、複数のデジタル人民元運営機関が中国人民銀行(中央銀行)デジタル通貨研究所のデジタル人民元イメージキャラクター「円円」をモチーフにデジタル人民元の専用イメージキャラクターをデザインするとともに、キーホルダー、マグネット、ピンバッヂ、ぬいぐるみ、プリントTシャツなどのグッズを打ち出した。中国証券報が伝えた。

このほか、人々の参加度とデジタル人民元の認知度を高めるため、複数の運営機関が交易会の会場で、デジタル人民元ウォレットを開通するとクレーンゲームでぬいぐるみとブラインドボックスをもらえる、0.01元(約0.2円)でコーヒーを飲み、ハードウォレットを無料で申し込み、通話料金の割引などのキャンペーンを展開した。

今回の交易会の金融サービステーマ展の中で、同研究所は展示ブースに色とりどりの「円円」をずらりと並べた。

「円円」をベースに、複数の運営機関がそれぞれの特色を生かした二次創作を行い、デジタル人民元専用のキャラクターを打ち出した。

中国建設銀行のスタッフは、「当行のデジタル人民元キャラクターは『藍盼盼』というネーミングで、当行のデジタル人民元キャラクターのパンダをベースに、建設銀行らしさを強く打ち出した」と説明した。

今回の交易会で、中国工商銀行、建設銀行、中国郵政貯蓄銀行など各行が標準ICカード、スマートウォッチ、デジタルIDカード、スマート学生証、電子高齢者証明書、スーパーSIMカードといった10数種類のデジタル人民元ハードウォレット製品を展示し、種類の豊富さに大きな注目が集まった。

郵貯銀行のスタッフは、「ハードウォレットはチップを通じてデジタル人民元を実体のあるものにしており、持ち運びに便利、オフライン決済ができるといった特徴がある。人々をサポートすることができ、とりわけ高齢者や学生など特殊な層の決済をサポートすることができるものだ」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)



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