地震の前兆だった!?中国四川省で前夜にコウモリが大量発生

Record China    2022年9月6日(火) 14時0分

拡大

中国四川省で4日、上空に大量のコウモリが出現したことが「地震の前兆」だったのではないかとの声が上がっている。

中国四川省で4日、上空に大量のコウモリが出現したことが「地震の前兆」だったのではないかとの声が上がっている。中国メディアの極目新聞が伝えた。

同省カンゼ・チベット族自治州瀘定県で5日午後0時52分にマグニチュード(M)6.8の地震が発生。これまでに46人(同自治州で29人、雅安市で17人)が死亡、50人余りが負傷したほか、16人が行方不明となっている。

地震を受け、ネット上では近くの綿竹市で前日夜に大量のコウモリが飛んでいたと報告され、これが「地震の前兆」だったのではないかとの声が上がった。記事によると、綿竹市の住民は「4日夜には確かに大量のコウモリが飛んでいた。ただ、ここ数年は毎年、夏の夕方に現れる」と語った。また、同市も「例年発生しており、正常な自然現象」との見方を示したという。

一方で、ある専門家は「動物の習性は多方面の要素に影響される。コウモリの大量発生と地震との直接的な関係性は現在のところ確認できておらず、さらなる研究が必要」との見方を示した。また、同省地震局は過去の地震について、「発生前に動物の異常行動があった」と指摘しているものの、「はっきりした関連性は分かっていない」としている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携