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20日、AFP通信はサッカー・ブラジルW杯のゴール数増加の要因を分析した。今大会は56年ぶりのゴールが多い大会となっている。写真は19日、イングランド対ウルグアイの一戦。スタジアムの外で声援を送るサポーター。
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2014年6月20日、AFP通信はサッカー・ブラジルW杯のゴール数増加の要因を分析した。22日、参考消息網が伝えた。
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連日熱戦が繰り広げられているサッカー・ブラジルW杯。今大会の特徴はゴール数の多さだ。開幕から1週間の時点で1試合あたり平均2.9ものゴールが生まれている。1958年スウェーデンW杯の3.6ゴール以来の多さだ。なぜこれほど多くのゴールが生まれているのか。AFP通信が6つの理由をあげて分析している。
(1)ティキ・タカの影響。FCバルセロナとスペイン代表が確立したパスサッカー、通称ティキ・タカ。今大会ではスペイン代表ははやばやと敗退が決まったが、ティキ・タカは多くの国々に影響を与え、攻撃的なパスサッカーが普及した。
(2)天候。前回南アフリカ大会と比べて暖かく、疲労した選手がミスを犯しやすい。
(3)早い時間帯でのゴール。記事執筆時点までに行われた20試合では前半だけで25ゴールが決まっている。早い時間帯でのゴールは試合を動かしゴール数を大きく増やす傾向にある。またすでに7チームが逆転勝利を達成している。前回大会の4チームを早くも上回った。
(4)戦術の革新。各国代表は新たな戦術を導入している。オランダ代表は5バックを採用しスペイン代表相手に5対1と圧勝した。またここ数年ワントップ戦術が流行していたが、今大会では2トップを採用するチームも増加。より攻撃的な戦術にシフトしている。
(5)低レベルなゴールキーパー。オランダ代表との試合で2度も決定的なミスを犯してしまったスペイン代表のカシージャスをはじめ、ゴールキーパーのミスが目立つ大会となっている。
(6)雪だるま効果。他チームのゴールラッシュを見ることで自分たちもより積極的に攻撃しなければという意識が波及している。(翻訳・編集/KT)
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