中国が台湾を侵攻したら在韓米軍が介入?米議会の報告書に韓国ネット「在日米軍が…」

Record Korea    2022年9月5日(月) 8時0分

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2日、韓国・JTBCは「米議会調査局が『中国の台湾侵攻が現実となった場合、在韓米軍の介入を検討すべきだ』とする報告書を作成した」と伝えた。写真は駐韓米軍を訪問した李長官(駐韓米軍のツイッターより)。

2022年9月2日、韓国・JTBCは「米議会調査局(CRS)が『中国の台湾侵攻が現実となった場合、在韓米軍が介入する可能性を検討すべきだ』とする報告書を作成した」と伝えた。

記事によるとCRSは先月30日(現地時間)、「アジア・太平洋地域内米軍の役割と能力に不確実性がある」とし、「在韓米軍が台湾事態に介入できるよう役割拡大について再検討すべきだ」と指摘する報告書を公表した。CRSの報告書は米国議会が政策と法案を作る際に資料として参考にされる。

報告書は「韓国や日本と違い米国は台湾に意味のある駐留軍を置いておらず、相互安保協定も結んでいない」「台湾の地理的位置と中国本土との近接性、曖昧な安保協約を考慮すると、米国地上軍の役割について相当の不確実性が存在する」と指摘している。

同地域における米国地上軍基本役割について、「戦闘作戦」「抑止」「安保軍支援」「人道的支援」の4つだと定義づけ、「作戦は高強度の兵力投入から反乱の制圧までさまざまだ」としている。ただ、現状としては「米国の意志決定者たちは中国と台湾の衝突時、ミサイル発射や台湾軍への諮問にとどまる可能性が高い」とし、「米国地上軍が台湾奪還のために大規模の上陸作戦を遂行することを含む領土防御、または奪還に焦点を転換する必要がある」と提案したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「在韓米軍が介入すれば、朝鮮半島はたちまち北朝鮮に侵攻され、第2の朝鮮戦争が始まるじゃないか。在日米軍もあるのに、何を言っているのか」「在日米軍が行くべきでしょ。沖縄から近いんだから」「台湾侵攻にどうして韓国を守る在韓米軍が動員されなきゃいけないんだ?沖縄とグアムから行けばいい。韓国をバカにしてるのか?」など、在日米軍の存在に言及するコメントが多く見られた。

その他、「これだから戦時作戦統制権を韓国に移管すべきなんだよ」「韓国が高い駐留費用を出してるのに、どうして台湾を守るんだ?それなら台湾に移って台湾の税金で運営しなよ」「在韓米軍を撤退させるべきじゃないか?」「米中の武力代理戦は台湾だけじゃなく朝鮮半島でも南北を介して行われる可能性が高い」「ウイルスのせいで全人類が危機に直面している時に、いいかげんにしてほしい。米中は共存を目指せ。台湾もウクライナのようになりたくなければ静かにしていたほうがいい」といった意見が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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