中国・河南省洛陽市の飲食店で女性が食事をしたところ、麺料理に80匹以上のアリが入っていた。中国メディアの頭条新聞が2日付で伝えた。

報道によると、騒動があったのは8月31日。周（ジョウ）さんが市場の近くの小さな飲食店で麺料理を注文したところ、中から大量のアリが出てきた。紙ナプキンに取り出して数えたが数えきれず、少なくとも80匹以上は確認できたという。

周さんはその時の様子を動画に収めており、一緒にいた人からは「これ全部アリなの？」などと驚く声が上がっている。

周さんは食べるのをやめ、残りは捨てた。これまで何度も同じ店で食事をしてきたが、こうしたことは初めてとのこと。周さんは「店を営んでいるのは老夫婦で大変だから」と賠償は請求しなかったそうだ。

中国のネットユーザーからは「厨房はどれだけ汚いんだろう」「ゾッとした」といった声や、「彼ら（店主ら）にそういうことがあったと教えてあげた方がいいよ」「あなたがちゃんと伝えれば、同じような被害が出るのを避けられるかもしれない」など、店の人に伝えるべきとの声が上がった。

また、「賠償は請求しないけどネットには上げるの？」「なぜネットに上げる？店主に伝えれば済む話だろう」「老夫婦で大変だからと言うけど、ネットに上げた方がもっと大変なことになるのでは？」などと疑問を呈する声も多く書き込まれている。（翻訳・編集/北田）