アクションスターのジャッキー・チェン（成龍）が浙江省杭州市で購入した豪邸の内部が明らかになり、ネットでは「センスが悪い」「成金趣味」とこき下ろすコメントも多く上がっている。

過去には香港、北京など各地にあるゴージャスな私邸が話題になってきたジャッキー・チェンだが、新たに購入したのは浙江省杭州市にある豪邸で、価格は4000万元（約8億円）とされている。内部は洋式と中華風を融合した装飾やインテリアで、部屋の天井や壁の縁取りには18金のゴールドを使用。玄関は大理石など約30種類の天然石を使い、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に登場した写真を見ても、家の中がまばゆく輝いているのが分かる。

中国メディアによると入居のセレモニーが行われた今月27日、ジャッキー・チェンはこの新居から、同じ浙江省にある大型撮影基地・横店影視城へ自家用ヘリコプターで出勤している。なお、この新居についてジャッキー・チェンは以前、今年9月に杭州市で開幕予定の第19回アジア競技大会に合わせたものであることを語っていた。

杭州湾へと流れる銭塘江の美しい風景もリビングから眺められるジャッキー・チェンの豪邸に、ネットでは羨望（せんぼう）の声も上がるものの、「センスが悪い」「成金趣味」と冷ややかな反応を示す人が続出。「ギラギラして落ち着かない」「見ているだけで目が疲れる」「お金がかかっているのは分かるが、何もかもが悪趣味」「この家を見て土里土気（泥臭い）の意味を実感した」などといった辛辣（しんらつ）な意見も多く寄せられている。(Mathilda)