有人宇宙船「神舟14号」の乗組員、宇宙における野菜栽培を実現―中国

人民網日本語版    2022年8月29日(月) 21時30分

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中国有人宇宙事業弁公室はこのほど、有人宇宙船「神舟14号」の乗組員の軌道上での活動状況に関する最新動画を発表した。

中国有人宇宙事業弁公室はこのほど、有人宇宙船「神舟14号」の乗組員の軌道上での活動状況に関する最新動画を発表した。宇宙飛行士・蔡旭哲(ツァイ・シュージョー)氏の中国宇宙ステーションでの野菜栽培が注目された。

神舟14号の乗組員は現在、軌道上で整然と活動を展開している。実験モジュール「問天」内には生命生態実験ラック、生物技術実験ラック、科学グローブボックス・低温保存装置、重力変化科学実験ラックなどの科学実験設備が設置されている。うち生命生態実験ラックは植物の種、苗、株、小型動物などの生物個体を実験サンプルに、シロイヌナズナ、ハリガネムシ、ショウジョウバエ、ゼブラフィッシュなどの動植物の宇宙成長実験を展開する。

動画中の蔡旭哲飛行士は問天内で丁寧に植物の世話をしていた。蔡旭哲飛行士は宇宙に旅立つ前、宇宙飛行の「荷物」の中にレタスの種があり、宇宙ステーションで栽培する予定だと話していた。

動画はさらに、問天のエアロックを公開した。動画では、船外宇宙服がすでにエアロック内に移されていた。船外任務の順調な実施を保証するために、宇宙飛行士は定期的に船外宇宙服を点検している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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