動物園のヨウムが客に暴言=園「訓練します」、ネット民「訓練が必要なのは客」―中国

Record China    2022年8月31日(水) 0時0分

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中国・雲南省昆明市の動物園のヨウムが、来園者に暴言を吐く様子が話題になった。

中国・雲南省昆明市の動物園のヨウムが、来園者に暴言を吐く様子が話題になった。中国メディアの頭条新聞が28日付で伝えた。

報道によると、あるネットユーザーが「はるばる雲南野生動物園にやって来たが、ヨウムを見学したら怒られた」として動画を投稿した。動画には、「話せよ」という男性に対してヨウムが「傻逼(シャービー。「バカ」の意味)」と返答する様子が映っている。オウム目インコ科のヨウムは鳥類で最も頭が良いとも言われる。

園の担当者は「名前は『灰ちゃん』と言います。ヨウムはもともととても賢い鳥で、『ニーハオ』などの言葉を話すことができます。来園客が多く、『灰ちゃん』にこのような言葉を教えたり、来園客同士の会話を聞いて覚えたのだと思います」と説明。「このような言葉を使わないように、正しい方向に訓練をしていきたいと思います」と語った。

ネットユーザーからは「ヨウムが言ったことは間違っていない」「はははは、やっぱり賢いな。この男性も礼儀正しい口ぶりじゃないし、(バカという返答は)すごく自然」、「人間も外国語を勉強する時に一番最初に身に付くのがこういう悪い言葉だよな(笑)」「『くそ、マジすげえ』を教えてあげたい」といった声が上がった。

また、「来園客が文明的であればヨウムはこんな言葉を習得しない」「間違っているのはヨウムではなく人間」「訓練が必要なのは客の方」といったコメントも多くの共感を呼んでいる。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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