中国証券監督管理委員会と中国財政部は26日、米国の公開企業会計監視委員会（PCAOB）との監査管理協力協定に調印しました。中米両国の協力は近日中に始まります。

協定は両国の法律・法規にのっとり、国際的に通用する慣例を尊重し、対等互恵の原則に基づき、双方の関連する会計事務所に対して合同で展開する監督・管理・検査・調査について明確なルールを定め、双方の法規と監督管理の要求に合致する協力枠組みを形成しました。

この協定の調印は、中米双方の監督管理機関による監査・監督管理協力という共通の関心事に取り組む重要な一歩であり、双方が次の段階で積極的、専門的、実務的に協力を推進するための基礎となるものです。法に基づいた監査・監督管理上の越境協力の推進は、会計事務所の業務執行の質をよりいっそう高め、投資家の合法的権益を保護することに役に立ち、企業が法律・法規に基づきクロスボーダー上場を行うために良好な国際的監督管理環境を構築することにも役立ちます。（提供/CRI）