韓国国立大学初の慰安婦像、学校側が撤去を命じる=韓国ネット「理解できない」「国が親日化」

Record Korea    2022年8月26日(金) 7時0分

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24日、韓国・京響新聞によると、韓国の国立大学・忠南大学に設置された旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」が撤去の危機に直面している。写真は忠南大学。

2022年8月24日、韓国・京響新聞によると、韓国の国立大学・忠南大学に設置された旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」が撤去の危機に直面している。

記事によると、忠南大少女像推進委員会は最近、大学側から総長名義で「学校の承認を受けずに設置した少女像を9月22日までに原状復旧してほしい」と要請する内容の文書を受け取った。大学側は「本校は19年に『造形物設置管理についての規定』を制定し、造形物を設置する際には関連委員会で設置可否を決定している」と説明し、期限までに少女像が撤去されない場合は関連法令に基づき強制的に撤去するとの立場も示したという。

推進委員会はこれに対し、「全力をかけて少女像を死守する」との考えを示している。委員会関係者は「昨年、校内協議体をつくり、少女像設置に関する会議を行ったが、まともな話し合いが行われなかった」とし、「あいまいな態度を示す大学本部とそれ以降協議が行われず、少女像の設置を強行せざるを得なかった」と話したという。

少女像は15日午後9時ごろに設置された。少女像が韓国の国立大学に設置されるのは初めてのことで、注目を集めていた。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「今からでも承認すればいい。なぜ撤去しようとする?日本大使館から抗議の電話でもあったのか?」「私立大ならまだしも国立大なのだから、つらい歴史を追悼する機会くらい提供してあげてもいいのでは」「承認は得ていないけど、そこまで強く反対する理由は何?まったく理解できない。大学総長が親日派の子孫なの?」「こういうものは学校側が自発的に設置するべきなのに。それでも国立大なの?」「国がどんどん親日化している」など、学校側の対応を批判する声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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