中国特殊部隊の訓練映像、突入した部屋に書かれていたのは…=中国ネット「特別な意味はありません」

Record China    2022年8月24日(水) 20時0分

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中国紙・北京晩報は23日、このほど公開された中国人民解放軍の特殊部隊の訓練映像で、突入した部屋の内部ではあちこちに「繁体字」が見られたと報じた。

中国紙・北京晩報は23日、このほど公開された中国人民解放軍の特殊部隊の訓練映像で、突入した部屋の内部ではあちこちに「繁体字」が見られたと報じた。

映像は、軍の特殊部隊が建物に突入する訓練の様子を映したもので、室内には「辦公室(事務室)」「儲藏室(貯蔵室)」など中国語の繁体字の文字が書かれている。中国本土では一般に漢字を簡略化した簡体字が使用され、簡略化されていない繁体字は主に台湾や香港で使用される。そのため、映像は台湾に対する作戦の訓練のものとみられる。

この映像はメディアのほか、中国共産主義青年団のSNSアカウントなどもシェアしており、「特殊部隊の突撃演習、至る所に繁体字」は微博(ウェイボー)で一時トレンド入りした。

ネットユーザーからは「分かる人には分かる」「(訓練は)台湾への特別供給品さ(笑)」「蔡英文(ツァイ・インウェン)を生け捕りに」「新たな地図を作ろう」「ずっと斬首作戦の訓練をしているのさ」「人民解放軍を全面的に支持する」といった声が上がった。

また、「それがどうした?どっちも中国の文字だ」「繁体字も簡体字も、どちらも中国の文字。正常なことだ」「文化の復興です。特別な意味はありません」「どこかの島(台湾)は過度に読み解いて緊張する必要はないぞ」と、台湾を標的としたものと知りながらあえて特別な意味はないと主張する声も出ている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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