記録的猛暑で川や湖の水位低下、仏像や古跡が姿現す―中国

Record China    2022年8月25日(木) 6時0分

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中国では今夏、中部や南部、西部の多くの地域で40度を超える記録的な猛暑と日照りが続いている。写真は仏爺梁島礁。

中国では今夏、中部や南部、西部の多くの地域で40度を超える記録的な猛暑と日照りが続いている。

これに関連し、中国中部、湖南省のメディア、瀟湘晨報はこのほど、川や湖などで水位が下がったことにより現れた仏像や古跡についてまとめる記事を掲載した。

■仏爺梁島礁(重慶市)

重慶市巴南区双河口鎮五台村付近で14日、通常は水の底に沈んでいる岩礁上の3体の仏像が現れた。仏像は600年前に制作されたとみられる。


■楽山大仏の足元(四川省楽山市)

長江の支流である三江(岷江、大渡河、青衣江)が合流する地点にある世界遺産「楽山大仏」。ネット上にこのほど、2020年8月18日と今月18日の比較写真が投稿された。同じ8月18日だが、今年の川の水位は2年前と比べて10メートル余り低くなっている。


■観音閣(湖北省鄂州市)

長江中流域に位置する鄂州市にあり、「万里長江第一閣」とも呼ばれる観音閣。18日、水位低下により観音閣が立つ岩礁まで露出した状態になった。建物は幅約24メートル、高さ約14メートル。元の時代に建てられ、約700年の歴史を持つ。


■鄱陽湖の落星墩(江西省廬山市)

中国最大の淡水湖、鄱陽湖の湖底にある1000年の歴史を持つ古跡・落星墩。通常、10月の渇水期に姿を現すが、今年は3カ月前倒しとなった。豊水期は島の大部分が湖中に沈む。(翻訳・編集/柳川)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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