<日本人が見た中国>中国人ってどうして、いつも自信たっぷりなの?

Record China    2014年6月21日(土) 23時10分

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普通に会話していると、さりげなく(?)時には堂々と自信満々、自画自賛の言葉が出てくる中国人。それは自分をアピールするのが苦手な日本人には理解不能。どうして中国人はいつもそんなに自信たっぷりなのか?その訳は?写真は吉林大学で行われた就職セミナー。

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中国人の友達としゃべっていると、「また、始まった」と、遠くから眺めているような気分になってくる時がある。30代半ばの友人は今、交際中の男性のお母さんに好かれていない。それでも、間もなく、オーストラリアに移住する彼に自分もついて行く気満々。たぶん結婚すると友人は勝手に思い込んでいるが、煩わしいお母さんとは同居するつもりはさらさらない。「私と彼の能力なら、オーストラリアで2軒の家を借りる収入を得ることは難しくないわ」と言い放つ。四川人ながら、北京に出てきて、そこそこの給料を得ている友人は努力家で優秀だ。でも、「なんで、いつもそんなに自信たっぷりなの?」と思う。数カ月後、友人はその男性と別れ、翌年になってもその男性は満足がいく仕事を見つけ出せていなかった。ちなみに友人の口癖は「私是聡明(私は賢い)」だ。

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新疆の旅行会社に長年勤めていた伊寧出身の友人は友人で「私ほど新疆のことを理解している人間はいない」と言う。「日本人には、なかなか言えないセリフだよなあ」と私は聞いている。京大の留学生でわが家にやってくる四川人のZさんに「中国人って、自分に自信がある人が多いよね」と言うと、「私もそう思います」と言って、自分が最近、体験した話をしてくれた。Zさんはまじめで責任感があるとても優秀な女の子だ。しかも小柄でかわいい。早々と日本の一流企業に就職を決めた。かなり給料のいい会社だ。給料の額まで寮で話してしまうところが中国人らしいと思うが、その話を聞いた同じ寮の河南省出身の男性がZさんのところにわざわざやってきて、こう言い放った。「君が30万の給料をもらえるなら、僕はもっと高額の給料を出す会社に入れるね」。「はあ、そうですか」としかZさんは言えなかった。信じられないことに、しばらくしてZさんはその男性に「付き合ってほしい」と告白された。もちろん断ると、「きっと、君は後悔するよ」と言われたのだった。

最近、私はこう思うようになった。自分をアピールするのがうまい中国人学生は就職活動の時、自分をアピールするのが上手でない日本人学生より得だろうな。日本在住が長い甘粛省出身のSさんは「中国は人口が13億人もいるのよ。謙遜してたら、埋もれてしまうわ。自分を常によく見せるのは当たり前。それに河南省は人口が多くて、特に生存競争が激しいから、河南省の人間が自分をより良く見せるのも当たり前でしょ」と言う。確かに生存競争が日本よりずっと厳しい中国では、自分を常によく見せる技は絶対、必要だ。

でも、自分をよく見せたわりには、実際の仕事の能力がたいしたことがない人も多いのでは?この疑問は最近、私の中で解決した。長年、中国人ボスの下で働いている日本人の友人が教えてくれた。中国人の上司は中国人学生が話す自分の能力を話半分とは言わないが、3−4割さしひいて見ているというのだ。なるほど!中国人のことは中国人がやはり一番わかっているね!

■筆者プロフィール:浜井幸子(はまい・さちこ)

1966年神戸市生まれ。19才の時、初めての海外旅行で行った中国の魅力にはまり、90年代の中国をバックパック旅行する。その後、中国やアジアの食を中心に書くライターとして活動中。著書に「中国おもしろ商人スクラップ」、「中国まんぷくスクラップ」など。

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