「ノージャパン」も食い止められない人気、韓国の若者がはまる日本のお酒とは?

Record Korea    2022年8月24日(水) 6時0分

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23日、韓国メディア・韓国経済は「ノージャパンも食い止められない人気…コンビニに行列ができるほど大ヒット中の日本の酒」と題する記事を掲載した。資料写真。

2022年8月23日、韓国メディア・韓国経済は「ノージャパンも食い止められない人気…コンビニに行列ができるほど大ヒット中の日本の酒」と題する記事を掲載した。

記事によると、コロナ禍の家飲みブームをきっかけに20~30代の間で高まったウイスキー人気がさらに勢いを増しているが、世界的な物流難などの影響により急増した需要に供給が追いつかず、品薄現象が続いている。20~30代の消費者の間では人気のウイスキーを購入するため、開店前から長い行列をつくる「オープンラン」現象も起きているという。

韓国のコンビニ大手「GS25」は16日、全国に18店ある酒類特化店舗で「バルヴェニ」「グレンフィディック」「ラッセルズ・リザーブシングルバレル」などの人気ウイスキーを限定販売した。ほとんどの店舗で「オープンラン」現象が起き、人気商品は販売開始から1時間ほどで売り切れた。購入者の年齢は20代が39.5%、30代が43.4%だった。

若者の間に広がるウイスキー人気を受け、韓国のウイスキー輸入量・輸入額も急増している。今年1~7月の輸入量は1万3700トンで前年同期(88276トン)比65.5%増加した。同期間の輸入額も9257万ドル(約126億9700万円)から1億4683万ドルに58.6%増加したという。

また、20~30代の間ではシングルモルトより安価なブレンデッドウイスキーやバーボンを購入して自宅でハイボールにして飲む文化が広まっている。ハイボール用のコストパフォーマンスの高いウイスキーとしては「サントリー角瓶」などが人気だという。酒類業界関係者は「ノージャパン運動(日本製品不買運動)をきっかけに販売が激減したアサヒビールはいまだに回復できずにいるが、サントリー角瓶の人気はノージャパンも食い止められなかった」「日本風居酒屋の店主らも在庫を確保できず困っている」と話したという。

韓国のネット上にも若者を中心に「サントリー角瓶は本当においしい。ハイボール中毒になりそう」「サントリーの角瓶がもうすぐなくなるのに、どこも売り切れで買えずにいる(泣)」「誰か角瓶が買える店を教えて!」などの声が上がっている。

一方、40代以上のユーザーからは「若者は常に何かに行列を作っている」「お金に余裕があってうらやましい」「インスタ用だろう」「20~30代はなぜそんなに見栄っ張りなのか」「若い時は安い焼酎を飲んでいればいい」との声も。

その他「ノージャパン?いつの話?」「表では日本を批判するが、裏では日本旅行に行き日本製品を愛用。これが韓国のノージャパンの実態」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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