5Gロボットによる野外遠隔手術、甘粛で初の動物実験に成功―中国メディア

人民網日本語版    2022年8月23日(火) 9時30分

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甘粛省人民病院の蔡輝院長のチームと情報技術のサポートチームは20日、5G情報技術がもつ低遅延、広帯域、多数同時接続の優位性を利用して、ロボットによる野外遠隔手術のデモンストレーションを行った。

甘粛省人民病院の蔡輝院長(教授)のチームと情報技術のサポートチームは8月20日、5G情報技術がもつ低遅延、広帯域、多数同時接続の優位性を利用して、ロボットによる野外遠隔手術のデモンストレーションを行った。この手術は現在の医療技術と情報技術の急速な発展がもたらした成果であり、長年にわたって外科手術に存在した時間的・空間的な制約を取り払って、新型コロナウイルス感染症対策の常態化という要求の下での救急支援と難病の手術・診療の新たなソリューションを提供できる。この日は動物の胆嚢摘出手術と肝左葉の切除手術が行われた。

同病院一般外科一科の馬雲濤科長は取材に、「これは中国で初めて野外で5G遠隔技術を利用して行われた動物実験であり、『図邁』ブランドの国産ロボットの手術デバイスと国産野外手術車を利用したほか、中国独自開発の5G環境ネットワークの応用も加わって手術を行った。5G技術の環境応用が医療分野では臨床治療の段階に真に到達したことを象徴する出来事だ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)


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