旭日旗が登場する日本の観艦式、韓国海軍が参加を検討=ネットには反対の声多数「また屈辱外交」

Record Korea    2022年8月22日(月) 13時0分

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22日、韓国・イーデイリーは「11月に日本で実施される海上自衛隊創設70年記念観艦式に韓国海軍が招待され、政府が参加を検討している」と伝えた。写真は韓国国防部サイトより。

2022年8月22日、韓国・イーデイリーは「11月に日本で実施される海上自衛隊創設70年記念観艦式に韓国海軍が招待され、政府が参加を検討している」と伝えた。

韓国国防部は21日、日本が観艦式に韓国海軍を招待したことは「事実だ」と明らかにし、「参加については国際慣例、過去の韓国海軍の参加事例などを総合的に検討し、最終的に決定する」との考えを示した。

日本は3~4周期で西太平洋地域の友好国の艦隊、航空機などを招待する観艦式を行っている。今回は15年以降7年ぶりの実施となる。19年は台風の影響により中止された。

記事は「19年は日韓対立により日本が韓国海軍を招待しなかった。18年12月~19年1月に日本の海上自衛隊の哨戒機が韓国の海軍艦を狙って危険な低空飛行をしたとみられる事件が発生し、日韓関係が悪化したためだ」と説明している。

また「18年に韓国海軍が実施した国際観艦式で韓国側が日本に旭日旗を使用しないよう求め、これに反発した日本が参加を見送ったことも、自国の観艦式に韓国海軍を招待しなかったことに影響を与えたとみられる」と分析している。

旭日旗は韓国で「日本の戦争犯罪の象徴」とみなされタブー視されている。記事は「実際に15年に韓国が参加した日本の観艦式では、安倍晋三首相(当時)が乗船したくらま艦に旭日旗が掲げられ、物議を醸した」とし、「今回も日本の海上自衛隊が創設70周年を記念して実施するため、旭日旗問題が再び浮上する可能性が高い」と指摘。

その上で「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は日韓関係改善に積極的であるため韓国軍が観艦式に参加する可能性は高いが、国防部は世論などを総合的に検討して参加か不参加を決定するとの立場だ」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは数多くのコメントが寄せられているが、「不参加に決まっている。参加したら旭日旗を許したことになる」「また屈辱外交が始まった」「これが検討対象だなんて信じられない。文在寅(ムン・ジェイン)前政権と大違いだ」「もし参加したら、尹大統領の弾劾を発議しなければならない。国と民族精神を売り渡す人たちを許すわけにはいかない」「日本が韓国主催の観艦式に参加しなかったことを考慮して決めるべきなのに、親日の尹政権は喜んで参加するのだろう」「日本も日の丸があるのになぜわざわざ旭日旗を使うのか」など、参加に反対する声が大半を占めている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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