2022年8月21日、岸田文雄首相が新型コロナに感染したことが、中国版ツイッター・微博でも注目を集め、議論を呼んだ。

環球網の微博アカウントは21日、日本政府が同日に岸田首相の新型コロナ感染を発表したと紹介。岸田首相が同日午前に微熱やせきなどの症状を訴え、検査を行ったところ新型コロナ陽性の結果が出たとし、現在首相官邸で療養中であると伝えた。

香港フェニックステレビの東京駐在記者・李●（リー・ミャオ、●は水3つ）氏も自身の微博アカウントで岸田首相のコロナ感染を伝え「4回目のワクチンを打ち終えたばかりで、夏休みを終えて翌日に公務への復帰を予定していたが、コロナ感染が発覚した。10日間隔離され、軽症であれば10日後に自動的に隔離解除となる」とするとともに、日本国内では感染者の多い状態が続いており、3週連続で新規感染者数が世界最多となっていることを紹介した。

この件について、中国のネットユーザーは「首相もコロナに感染したことは、日本がもはやコロナにあらがわなくなったことを意味する」「日本人はいつになったらわれわれが作った副作用のない素晴らしいワクチンを使うようになるのか」「中国を見習ってロックダウンしたらいいのに」「やっぱり米国製のワクチンは駄目だな」「オミクロン株の免疫回避能力は非常に強力で、4回ワクチンを打っても感染する。世界の人口が一定数まで減少しない限り、新型コロナの感染は終わらないかもしれないな」「日本が新規感染者世界最多って言ってるけれど、いまだに感染者の統計をとっている国がいくつもないからじゃないのか？」「岸田さん、仕事したくなくなっちゃったんじゃないの？」といった感想を残している。（翻訳・編集/川尻）