作文で日中交流を!第10回「中国人の日本語作文コンクール」に過去最多の応募

日本僑報社    2014年6月21日(土) 17時54分

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19日、日本僑報社・日中交流研究所は第10回「中国人の日本語作文コンクール」の園丁賞を発表した。写真は第10回中国人の日本語作文コンクールポスター。

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2014年6月19日、日本僑報社・日中交流研究所は第10回「中国人の日本語作文コンクール」の園丁賞を発表した。園丁賞は50本以上の作文を寄せた大学(学院)に贈られる。前回は23校だったが、今回は38校が受賞した。

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日本僑報社・日中交流研究所が主催し、日本外務省、日本文化庁、在中国日本国大使館などが後援、株式会社ドン・キホーテと朝日新聞社、東芝国際交流財団が協賛する今回の日本語作文コンクールのテーマは、「ACGと私」と「公共マナーと中国人」。

今回のコンクールは今年1月に原稿の募集をスタートし、5月31日に受付を締め切った。昨今の日中関係の悪化から作品が集まるかが懸念されるなか、前回の166校・2938本を大きく上回り、196校から4133本という過去最多の作品が寄せられた。

「学生たちの日本語は、指導教官あってのものである」との考えから、コンクールでは日中国交正常化35周年にあたる第3回(2007年)から、学生の作文指導に実績のある学校と先生方を表彰する「園丁賞」を創設した。

第10回では、応募があった196校の中から、昨年同様一校で50本以上の応募があった学校を受賞対象とし、38校を表彰する。

中国人の日本語作文コンクールは、2005年から毎年開催され、今回で10回目を迎える。応募者数は2万4000人を超え、802人の応募者が「日本大使賞」をはじめとする各賞を獲得した。

本コンクールは、毎年受賞作品を編集し単行本として出版している。『日中友好への提言2005』、『壁を取り除きたい』、『国という枠を越えて』、『私の知ってる日本人』、『中国への日本人の貢献』、そして『メイドインジャパンと中国人の生活』、『甦る日本!今こそ示す日本の底力』、『中国人がいつも大声で喋るのはなんでなのか?』、『中国人の心を動かした「日本力」』など9冊は日中両国の読者から高い評価を受けた。

特に『壁を取り除きたい―第二回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集』は、朝日新聞書評委員によるお薦め「今年の3点」にも選ばれた。(編集/武藤)

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