台湾のエンタメ・美容サイト「BEAUTY」はこのほど、ドラマや映画の役作りのためにダイエットをしたスター9人を紹介する記事を掲載した。

俳優ウー・レイ（呉磊）は、2部構成の時代劇ドラマ「星漢燦爛」「月升滄海」の役作りのために肉体改造をした。記事によると、ウー・レイが演じた凌不疑は、長年昼食を食べていない極めて自律的なキャラクターだった。そのため役作りとして、3カ月の間炭水化物を抜いていた。また、「毎日6リットルの水を飲み、ゆでた鶏肉を食べ、1時間半のトレーニングを続けていた」という。

女優ヤン・ズー（楊紫）は、時代劇ドラマ「霜花の姫～香蜜が咲かせし愛～」の撮影のために20斤（約12キロ）痩せた。記事は、「ヤン・ズーはずっと丸くて肉付きがいいイメージだったし、彼女自身太りやすい体質だ」とし、分厚い衣装を重ね着しなければならない時代劇では「不利だ」と説明。また、同作で共演した俳優レオ・ロー（羅雲熙）が痩せていたため、記事は「ヤン・ズーはその隣にいて、大変太って見えてしまうのを恐れ、20斤痩せたのではないか」と述べた。

時代劇ドラマ「雪中悍刀行」で主演した俳優チャン・ルオユン（張若昀）は、22斤（約13．2キロ）痩せたという。記事によると、チャン・ルオユンは妻のタン・イーシン（唐芸昕）の産褥（さんじょく）期に一緒になって食べていたら、10斤（約6キロ）太り、時代劇ドラマ「慶余年～麒麟児、現る～」に登場した時は多くの人に「太っている」と指摘されてしまった。しかし、2カ月で10斤痩せ、そのままダイエットを続け、108日で22斤痩せたという。

中国男性アイドルグループTFBOYSのメンバー、ワン・ジュンカイ（王俊凱）は、サスペンス映画「断橋」で落ちぶれたキャラクターの役作りのためにダイエットした。記事によると、トレーニングや鶏肉を中心に野菜や卵を食べる食生活で、最終的に少なくとも20斤減量したという。

俳優バイ・ジンティン（白敬亭）は、時代劇「鳳凰の飛翔（原題：天盛長歌）」撮影のため12斤（約7．2キロ）落とした。記事によると、バイ・ジンティンは、何度も役作りのための減量と増量をしている。180センチを超える身長にも関わらず、「鳳凰の飛翔（原題：天盛長歌）」の撮影時は、顔を立体的に見せるため、体重を60キロから54キロに落とした。後に、ドラマ「栄耀卓球」を撮影した際には、筋肉を鍛えることで58キロから75キロまで増量し、ネット上で話題になった。

女優ディリラバ（迪麗熱巴）は、ファンタジー時代劇「與君初相識」「恰似故人歸」の役作りのためダイエットした。記事によると、ディリラバは同作の後半で演じた役の病弱なイメージに合わせて減量した。一方で、「鳳凰の飛翔（原題：天盛長歌）」の撮影時は、体重を増やして顔を丸くし、10代の少女を演じたという。

俳優フー・ゴー（胡歌）は、時代劇ドラマ「琅琊榜（ろうやぼう）～麒麟の才子、風雲起こす～」の撮影のために10斤体重を落とした。記事は、「フー・ゴーもよく役作りで太ったり痩せたりする」とし、同作では大変体が弱い役を演じるために少なくとも10斤減量したという。

俳優ホアン・シャオミン（黄暁明）は、サスペンス映画「戴假髪的人」撮影の際、20斤痩せたようだ。記事によると、黄暁明は一時ずっと「太っている」との指摘を受けていたが、同作の撮影時には「ホアン・シャオミンは20斤痩せた」とSNS上で話題になった。

ダン・チャオ（●超、●は登におおざと）は、武侠アクション映画「影」の撮影時に増量と減量をした。記事によると、同作で2役を演じたダン・チャオは、まず体が丈夫な役のために3カ月のトレーニングで体重を20斤増やした。その後2カ月で痩せたキャラクターを演じるため40斤（約24キロ）減量したという。（翻訳・編集/刀禰）