2014年6月19日、香港のベテラン女優のチェン・ペイペイ（鄭佩佩）が中国のトーク番組で、人気女優セシリア・チャン（張柏芝）について批判を繰り広げた。騰訊が伝えた。

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1960年代にはショウ・ブラザーズ（邵氏兄弟）の看板女優として活躍。1966年のキン・フー（胡金[金全]）監督「大酔侠」をきっかけに、剣劇アクションの女王と呼ばれた。そのチェン・ペイペイがこのほど、中国のトークバラエティー番組「大牌駕到」に出演。辛口発言で知られるベテラン女優が、香港の人気女優セシリア・チャンについて批判を繰り広げた。

セシリアの主演映画「楊家女将伝 〜女ドラゴンと怒りの未亡人軍団〜（2011年）」に出演したチェン・ペイペイだが、撮影現場ではセシリアの態度が悪く、「香港人役者のメンツを潰した」と指摘。「恐らく家庭の問題を抱えていたのだろう。とは言え、個人的な問題を現場に持ち込むのは、あってはならないこと」と語っている。映画の撮影当時、セシリアは元夫で俳優のニコラス・ツェー（謝霆鋒）との離婚問題が話題に。2人は2011年8月に離婚を発表している。

映画のロケは主に内モンゴル自治区で行われた。チェン・ペイペイは、「あちらは非常に寒いが、寒いのは彼女だけじゃない。もっとスタッフを思いやるべき」と、当時を振り返って語った。

これとは逆に、2013年の時代劇ドラマ「精忠岳飛」で共演した中国の人気イケメン俳優ホアン・シャオミン（黄暁明）については「気遣いができる人」と絶賛。数々の中華圏スターと共演してきたチェン・ペイペイだが、中国の国際派女優のチャン・ツィイー（章子怡）とコン・リー（鞏俐）については、「ツィイーの素顔は、コン・リーの美しさにはかなわない」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）