中国との交渉が難航するフィリピン、鉄道プロジェクトで日本に助け求める?―香港メディア

Record China    2022年8月18日(木) 14時0分

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18日、環球時報は、中国との交渉がうまくいかない中でフィリピン政府が日本に鉄道建設支援を求めることを検討しているとする、香港メディアの報道を紹介する記事を掲載した。写真はフィリピンのマニラ。

2022年8月18日、中国紙・環球時報は、資金難に直面しているフィリピンの鉄道プロジェクトについて、中国との交渉がうまくいかない中でフィリピン政府が日本に支援を求めることを検討しているとする、香港メディアの報道を紹介した。

記事は、日本の林芳正外相が17日にエンリケ・マナロ外相と電話会談を行い、地域情勢について議論するとともに、経済協力の継続を確認したと伝えた上で、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが17日に「資金不足によって中国との交渉が難航する中で、フィリピン政府は鉄道プロジェクト融資で日本に助けを求めようと考えている」とし、ハイメ・バウティスタ運輸相が15日、日本の国際協力機構関係者と会談して交通プロジェクトへの資金提供を提起したことを明らかにしたと報じたことを紹介している。

その上で、フィリピン運輸省は今年7月、3つの主要鉄道建設プロジェクト(国有鉄道ビコール線、スービック―クラーク鉄道、ミンダナオ鉄道)について中国に求めていた融資の要請が中国側から拒否されたことを明らかにしており、先週には同運輸相が駐フィリピン中国大使とこの件に関する議論を再開し、その際に「今年6月末に就任したマルコス大統領の任期である6年以内にこれらの鉄道が完成できないかもしれない」と発言したと伝えた。

そして、同運輸相の発言について、中国との協議を有利に進めるための策略との見方が出る一方で、「フィリピン国内の一部勢力による圧力」の可能性もあると指摘。フィリピンメディアが以前、フィリピン国内では鉄道建設プロジェクトを巡る議論が絶えず、中国から3%の利率で受けている融資を停止し、0.1%の低利率による日本からの融資に切り替えるべきだと主張する人がいると報じていたことを紹介した。

記事は、日本とフィリピンの交通分野における協力プロジェクトについて、日本企業が今年フィリピン初の地下鉄となるマニラの地下鉄建設プロジェクトを受注、すでに7月に着工しており、2028年1月下旬に完成する予定だと伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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