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2007年6月19日、南京市婦幼保健院の副院長が人工中絶に関する調査結果を発表。同保健院で人工中絶を受けた女性の4割が未婚女性で、未成年の妊娠は増える一方だという。
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2007年6月19日、江蘇省南京市婦幼保健院の徐(シュー)副院長は、人工中絶に関する衝撃的な調査結果を発表した。
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徐副院長の話では、同院が1年間におこなう人工中絶手術は約1万2000件。そのうちの4割が未婚女性で、未成年や学生も多く含まれ、その30%が過去に人工中絶手術を受けた経験があった。
また、南京市では妊婦が3人いれば、そのうち2人は過去に人工中絶を経験している計算になるそうで、未成年者の妊娠は目に見えて増加しているという。人工中絶経験者の中には、出産後大出血したり、卵管閉塞で不妊になるケースが多く見られると説明。
南京市婦幼保健院では、青少年の妊娠を社会問題として重視。青少年過失妊娠支援センターと避妊指導センターを院内に開設し、青少年の性教育と避妊治療に努めているという。(翻訳・編集/本郷智子)
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