台湾の人気ミュージシャンのジェイ・チョウ（周杰倫）が、2022年上半期の台湾芸能人の収入ランキングで、2位を大きく突き放してトップに立っている。

中国メディアが報じたこのランキングによると、ジェイ・チョウの今年上半期の収入は4．6億台湾ドル（約20億5000万円）で、昨年の1年間の収入とほぼ同額となっている。先月15日には15枚目のアルバム「最偉大的作品」（最も偉大な作品）をリリースし、デジタル盤の売り上げはすでに500万枚に到達している。また、時計ブランドのチューダー（TUDOR）など11社のアンバサダーを務めるほか、私生活では5月に第3子の次女が誕生するなど、公私共に充実した上半期となった。

2位は男性歌手のジャム・シャオ（蕭敬騰）で、1．7億台湾ドル（約7億6000万円）。中国で活発化する活動が主な収入源とされており、中国で「閃光的楽隊」「怦然心動20歲」といったバラエティー番組出演のほか、食品メーカーなど中国の大手企業の広告にも起用されている。

3位は女性歌手のジョリン・ツァイ（蔡依林）で、8000万台湾ドル（約3億6000万円）の収入のほとんどが企業広告のイメージモデルから来ている。4位にはElla（エラ・チェン/陳嘉樺）の4000万台湾ドル（約1億8000万円）、5位にはHebe（ヒビ・ティエン/田馥甄）の2000万台湾ドル（8900万円）と、S．H．Eメンバーの2人が続いている。(Mathilda)