韓国、半導体同盟「チップ4」予備会議に参加、「中国排除回避に向け米説得へ」と主要紙

Record Korea    2022年8月12日(金) 13時0分

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韓国政府は米国が主導する半導体同盟「チップ4」の予備会議に参加する意向を米側に伝えた。主要紙は中国の反発を考慮して「中国排除回避に向け米説得へ」と報じた。写真は中国の王毅外相(右)と韓国の朴振外相。

米国が主導する半導体サプライチェーン協議体である「チップ4」(米国・日本・韓国・台湾)の予備会議に、韓国政府が参加する意向を米国側に伝えたことが分かった。朝鮮日報は中国の反発を考慮して「中国向け輸出規制はチップ4に盛り込まないという内容で米国の説得にも乗り出す」と報じた。

チップ4は米バイデン政権が今年3月、中国を除いた日本・韓国・台湾に提案した半導体サプライチェーン・ネットワーク。ファブレス(自社で生産設備を所有せずに製品の設計やマーケティング、販売などの機能に特化)=米国、ファウンドリ(半導体メーカーやファブレスからの委託を受けて半導体チップの製造)=韓国・台湾、素材=日本の各分野でそれぞれ強みを持つ4カ国が安定した半導体供給のため協力しようという狙いだ。

朝鮮日報によると、米政府は8月末までに参加の可否を連絡するよう通知していたが、韓国政府はこれまで慎重な姿勢だった。韓国の昨年の半導体輸出額のうち、中国向け輸出は約502億ドル(約6兆7800億円)と約39%を占め、サムスン電子・SKハイニックスの売り上げにおける中国が占める割合も30%を上回っているためだ。

韓国政府が予備会議参加を決めた背景には、規則を作る段階から、いわゆる『ルール・メーカー』として参加し、韓国の立場を最大限反映させるという考えがあるという。大統領室関係者は「チップ4に参加して情報交換し、善意の協力・競争をすることは韓国の半導体の未来にも役立つ」「主要半導体製造国・技術保有国と協力して技術格差を維持し、市場支配力を維持するのが韓国の国益にも合っている」と語った。

同時に韓国政府は中国がチップ4に反発する可能性が高いだけに、予備会議で「特定国家を排除・規制しない方向へ協力を推進しよう」という意見を出す計画だ。政府関係者は「チップ4は中国を孤立させるための排他的同盟ではない」「チップ4に参加し、中国にも合わせたサプライチェーン協力ができるだろう」と説明した。

聯合ニュースによると、韓国の朴振(パク・ジン)外相は9日に中国・青島で中国の王毅国務委員兼外相と会談。チップ4をめぐり、中国の懸念を解消する役割を韓国が果たせると強調した。

韓国外務省高官は「韓国は特定の国を排除する意図が全くなく、韓中が密接に連携する経済通商構造を勘案すれば、韓国が懸け橋の役割を果たせるという立場を説明した」と紹介。朴外相は中国の懸念を理解しているとして「韓国がチップ4に加わるのは中国の立場から必ずしも悪いことではないということを伝えた」とも述べた。朴外相の発言に対し、王外相は韓国が慎重に判断することを望むという意見を示したという。(編集/日向)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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