中国の耿爽国連次席大使は4日、「私たちの共通の課題」報告の後続作業に関する国連総会の非公式ブリーフィングで発言し、「国連加盟国が真の多国間主義を実践し、共同の安全を守り、共同の発展を実現することを期待する」と述べました。

耿国連次席大使はその際「次々と現れる世界的な試練に直面し、唯一の選択肢は団結し協力することだ。『私たちの共通の課題』の作業を推進する中で、加盟国が共通の理念を指針とし、共通の目標を立て、共同行動を取り、国連を中核とする国際システムを守り、国際法に基づく国際秩序を守り、真の多国間主義を実践し、共同の安全を守り、共同の発展を実践することを希望する」と指摘しました。

耿国連次席大使はまた「中国は8月の安保理議長国として、8月22日に『対話と協力を強化し、共同の安全を守る』会議を開催するよう提案する。加盟国がこれをきっかけに、世界がどのような安全保障理念を必要とし、また、共通の安全保障をどのように実現していくのかを深く考えることを期待する」と述べました。（提供/CRI）