中国の自動車、欧州で販売台数10万台突破の見通し―独メディア

Record China    2022年8月3日(水) 8時0分

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30日、環球時報は、欧州における今年の中国ブランド自動車販売量が10万台を超える見込みであるとドイツメディアが報じたとする記事を掲載した。写真は中国の新興EVメーカー「NIO」。

2022年7月30日、環球時報は、欧州における今年の中国ブランド自動車販売量が10万台を超える見込みであるとドイツメディアが報じたとする記事を掲載した。

記事は、ドイツの自動車業界メディアが28日に報じた内容として、中国メーカーの欧州市場シェアが拡大を続けており、フランスの自動車関連情報サービス機関Inovevの統計では今年1〜6月の欧州29カ国における中国ブランド新車登録数が7万5000台で、今年1年間では15万台に達するとの予測が出ていると紹介。昨年1年間の販売台数は8万台であり、ほぼ倍増する勢いであることを伝えた。

また、中国ブランド車の中でも特に上海汽車の名爵(MG)が好調で、SUVタイプの電気自動車(EV)が売れ筋であるとしたほか、愛馳、北京汽車、BYD、東風汽車、紅旗、蔚来、小鵬汽車なども欧州に代表事務所を設置していると紹介した。そして、専門家の見解として、欧州、日本、韓国の自動車メーカーが続々と低価格自動車市場から撤退していることもあり、中国ブランドの自動車販売数は今後さらに増加する可能性があると報じている。

さらに、ドイツのテレビ局ダス・エルステのウェブサイトが28日、この5年でドイツの自動車メーカーの市場シェアが25%から17%へと縮小しており、中国のEV勢力拡大がドイツメーカーに大きな影響を与えていると報じ、特に中国国内ではドイツメーカーがEV販売で大きく遅れをとっており、専門家から「(ドイツメーカーは)戦略的なミスを犯した」との指摘が出ていると伝えたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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