2022年7月29日、韓国・OSENは「『全世界旭日旗退治キャンペーン』を行っている韓国の徐敬徳（ソ・ギョンドク）誠信女子大教授が日本のサッカーファンの旭日旗応援を欧州5大リーグの全チームに告発した」と伝えた。

韓国ではこのほど、23日に埼玉スタジアムで行われた浦和レッズとパリ・サンジェルマン（PSG）の親善試合で日本の一部サポーターが旭日旗を掲げたことが波紋を呼んだ。

これを受け、徐教授は欧州5大リーグの98のチームにメールを送り、「今回の試合で登場した旭日旗は日本の帝国主義と軍国主義を象徴する旗であり、ドイツのハーケンクロイツと同じ戦犯旗だ」と主張した。

また、「17年のドルトムントとの親善試合にも旭日旗が登場した」とし、「サポーターの旭日旗応援と、日本のチームがそれを黙認していることは、アジア人に戦争の恐怖を思い出させる悪意的な行為だ」と指摘。

さらに、メールを送った理由について「ロシアワールドカップ（W杯）でFIFAの公式SNSと公式テーマソングのMVに登場した旭日旗を修正させた事例を添付し、欧州のチームに旭日旗の問題点を正確に指摘したかった」と説明し、「今後欧州の名門チームと日本のチームの親善試合で旭日旗応援がまた登場した場合は、日本のチームに強く抗議し、競技場から退出させてほしい」と求めたという。

これに韓国のネットユーザーからは「愛国者だ」「日本のゲームや漫画に堂々と登場してきた旭日旗。今からでも正そうとする教授の努力に拍手を送りたい」「地道な努力を続ければ、数年後には全世界が分かってくれるはず」など応援の声が寄せられている。

その他「旭日旗を見るとゾッとする」「旭日旗が世界からなくなってほしい」「旭日旗と歴史に対する正しい認識を持てない日本人を見ると哀れだと感じる」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）