韓国、他人の飼い犬で強壮剤を作った男に批判殺到=「残忍」「世界10位内の経済を持つ国が…」

Record Korea    2022年7月29日(金) 19時0分

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28日、韓国・JTBCによると、他人の飼い犬を健康院に連れて行き、滋養強壮剤にした60代の男が警察に逮捕された。写真は飼い主が配っていたチラシ。

2022年7月28日、韓国・JTBCによると、他人の飼い犬を健康院(健康に良い食材や漢方薬を煎じてパック詰めにしてくれるところ)に連れて行き、滋養強壮剤にした60代の男が警察に逮捕された。

記事によると、韓国警察は27日、60代の男を占有離脱物横領の疑いで在宅起訴したと明らかにした。男は18日に仁川市内の公園で発見した犬を使い、健康院で滋養強壮剤を作ったとみられている。

犬の飼い主はこのほど、オンライン掲示板に「13年育てた犬を庭に放したところ、いなくなってしまった」「大人しくて怖がりであまり吠えない、誰にでもついて行くような子だ」と書き込み、「保護している人や、見かけた人は連絡してほしい」と求めていた。

飼い主はチラシを配るなどして捜索を続けていたが、約1週間後に再び掲示板に文章を書き込み、「(逮捕された男から)強壮剤をもらったという知人の娘から連絡が来た」「健康院が私の犬を屠殺場に連れて行き、強壮剤を作ったそうだ」と報告した。

飼い主は「いまだにそういう考えを持った人がいること、それを行動に移したという事実があまりにも恐ろしい」とし、「怖がりなあの子が受けた苦痛や恐怖を考えると死んでしまいそうだ」と訴えた。

その上で「犯人が誰であれ法的措置をとる。こんな恐ろしいことが二度と起きないようにしなければならない」と述べていたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「残忍だ」「人間のすることとは思えない」「厳しく処罰してほしい」「13年も一緒にいたら家族同然。飼い主にとっては殺人と同じ」「健康院の人も処罰するべき。自分の飼い犬を健康院に連れて行く人なんていないのだから」「世の中には体にいい食べ物があふれているのに、なぜわざわざ犬を使うのか」「世界10位内に入る経済を持つ国がいまだに犬を屠殺しているとは…」など怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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