羽生結弦のプロ転向、「商業公演は羽生の氷上芸術を昇華させる」と五輪メダリスト―中国メディア

Record China    2022年7月27日(水) 20時20分

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元フィギュアスケート選手の佟健氏が22日放送の番組で、プロ転向を表明した羽生結弦について「商業公演は羽生の氷上芸術を昇華させる」との考えを示した。

バンクーバーオリンピック銀メダリストの元フィギュアスケート選手、佟健(トン・ジエン)氏が22日放送の番組で、プロ転向を表明した羽生結弦について「商業公演は羽生の氷上芸術を昇華させる」との考えを示した。中国・体育大生意が26日付で伝えた。

記事によると、出演者の顔ぶれは佟氏、中央人民ラジオ局・中国之声の張聞(ジャン・ウェン)記者、体育大生意の羅冉峰(ルオ・ランフォン)マーケティング副総裁の3人で、張記者は羽生のプロ転向はスポーツ界全体のビッグニュースだとした上で「彼は今後、競技会には出ないが、プロスケーターとしてその姿をアイスショーで見ることができる」と紹介。自身のアイスショー初出演について質問を受けた佟氏はコメントの中で、「商業公演は観客の好きなパフォーマンスをリンクにもたらす、スポーツと芸術の結合だ」と指摘した。

また、「日本にはフィギュアスケートが好きで専門的な人が多く、フィギュアスケートの雑誌だけでも十数種類ある。日本のフィギュアスケート市場はどのような方法で育ってきたのか」という張記者の質問に、羅氏が「日本のフィギュアスケートの発展の道もやはり競技から始まるはず」と回答。伊藤みどりさんが1992年のアルベールビルオリンピックで銀メダルを獲得したことがシンボルだろうと語り、「6年後、日本は長野で冬季オリンピックを開催する番になり、より大きな発展の契機を迎えた。日本は自国開催の大会に備えて新人育成キャンプのようなプロジェクトを立ち上げることを始め、それらはフィギュアスケートを練習する子どもたちのあこがれの目標になった」と紹介した他、注目に値する点としてメディアの発展ぶりを挙げた。

羅氏によると、「日本はメディア業界全体が発展しているため、フィギュアスケートについて伝えるルートは比較的便利でスピーディー。日本には良質なフィギュアスケートのコンテンツを制作して発信するチャンスがある」という。

この他、佟氏は羽生について「毎回、非常に努力して自身の最高難度の動きを見せる。そのため商業公演は彼にとって成長、鍛錬のチャンスだ」とし、羽生のプロ転向で日本のアイスショー市場に新たな盛り上がりが見られるだろうとの考えを示した。また、競技会場で見せきれない内容を見せるチャンスが商業公演にはあるとも指摘した。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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