広東省の地表面温度が70度以上に、広州市では電力負荷が過去最高―中国

人民網日本語版    2022年7月27日(水) 16時50分

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広東省の一部の地域では、地表面温度が70度を超えている。

今年の夏、広東省は外を歩くと、本当にやけどしそうなほどの猛烈な暑さに見舞われている。珠海天気の報道によると、広東省の一部の地域では、地表面温度が70度を超えている。70度というと、どんな感覚になるのだろうか?ネットユーザーに言わせると、それは「サッと塩をかけたら食べられる」「万能ネギのみじん切りをちょっと添えるとおいしい」温度としている。また、「こんなに暑くなると、サンルーフ付きの車を買った人は損した気分になるだろう」というコメントを寄せているネットユーザーもいる。光明網が伝えた。

中にはサーモガンで車の中の温度を測ったネットユーザーもおり、サンルーフの近くの温度は80度を超えていた。


■広東省144カ所ですでに高温警報発令

25日午後1時25分の時点で、広東省の144カ所ですでに高温警報が発令されており、うち31カ所が3段階で最も深刻なレベルの赤色警報となっている。主に広州仏山、同省東部、北部に集中しており、広州市黄埔区新竜鎮の九竜第二小学校では気温41.3度も記録した。

■広州の電力負荷が過去最高に

送配電を担う「広州電網」はここ1週間、猛烈な暑さの「試練」を受けており、25日午後1時42分には電力負荷が過去最高の2241.4万kWに達した。昨年の最高負荷である2078.3万kWと比べると7.85%高くなっている。猛烈な暑さが続き、冷房による負荷が増大しているため、負荷を調整する広州電網はさらに大きな「試練」を迎えることになりそうだ。現時点では、広州の電力供給は安定しており、送配電網の安全、かつ安定した稼働が続いている。

猛烈な暑さが続いているのを背景に、電力供給当局は住民に対し、適切な暑さ対策を講じるのと同時に、合理的に電気を使用し、できるだけ節電し、安全に電気を使うよう呼びかけている。

■広東では猛暑が続く見込み

非常に強い勢力の亜熱帯高気圧に覆われているため、広州市の大半の地域で今後3日間、厳しい暑さが続くと予想されている。広東省全体を見ても、26日から28日かけては、ほとんどの地域が晴れで気温が35~38度に達し、猛暑が続くと予想されている。広東省北部の一部の市、県では39度以上になる可能性もある。(提供/人民網日本語版・編集/KN)


ハンディファンを手に持ちながら外出する男の子


猛暑で大人気となっているプールやウォーターアトラクション


暑さ対策の特製アイスを食べる動物園のパンダ

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