<卓球>張本智和が中国選手に大逆転で優勝=中国でも大注目、「恥辱」と報道も

Record China    2022年7月25日(月) 17時0分

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卓球のWTTチャンピオンズブダペスト男子シングルス決勝で、日本の張本智和が中国の林高遠に4-3で勝利し優勝を果たした。中国でも大きな話題になっている。写真はWTT微博公式アカウントより。

卓球のWTTチャンピオンズブダペスト男子シングルス決勝で、日本の張本智和が中国の林高遠(リン・ガオユエン)に4-3で勝利し優勝を果たした。中国でも大きな話題になっている。

23日の決勝で、張本は3-11、7-11、12-14と立て続けに3ゲームを失う。それでも、4ゲーム目と5ゲーム目を11-6で奪い返すと、ポイントとなったのは6ゲーム。5-10となり林にマッチポイントを握られるも、そこから盛り返して13-11でものにする。最終第7ゲームも4-9とリードされるも、そこから7連続ポイントを奪って劇的な大逆転勝利を飾った。

香港メディアの香港01は「19歳の『日本の神童』がゲームカウント0-3とリードされ、6度のマッチポイントを握られながらも最後には4-3で林を下し、1年4カ月ぶりとなる優勝を果たした」と報道。張本が試合後のインタビューで「自分でもなんで勝てたのか分からない。正直0-4の試合だったが、諦めずに戦った。今日は神様が味方してくれたのだと思う」と語ったことを紹介した。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では「林高遠メンタル」がトレンド入り。「最後の何本かはひどかった」「今日一番苦しんだのは彼じゃない。試合を最後まで見た私だ」「君の最大のライバルは自分自身だ」「気迫がなく、ちょっと困難にぶつかるとすぐにボロボロになる」「林がこうなってしまうのは初めてじゃない。改善できなければトップまで行けない」といった声が上がった。一方で、「負けることで問題を発見することもある。負けは必ずしも悪いことじゃない」「張本もトップ10の選手。負けることもある」との声も見られた。

このほか、中国メディアの鳳凰網体育は「恥辱の戦い!。林高遠が張本智和に敗れトレンド1位に、ネット民:樊振東(ファン・ジェンドン)が恋しい」と題する記事を掲載。ファンからは、ランキング1位の樊の欠場が痛かったとの声が出ていることを伝えた。(翻訳・編集/北田


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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