李克強総理は19日夜、北京の人民大会堂で世界経済フォーラム（WEF）のシュワブ会長とテレビ会談を行いました。

李総理は、WEFが一貫して経済発展に焦点を当て、中国との協力を強化してきたことに称賛の意を示した上で、「中国とWEFが協力を深めることは、経済を発展させて民生を改善するという前向きなシグナルを世界に発信することにプラスとなる」と述べました。

また、李総理は、「国際情勢がいかに変わろうとも、中国は対外開放という基本的な国策を揺るぎなく堅持し、各方面との対話やコミュニケーションを強化して、互恵ウィンウィンの協力を行うために環境を整えていきたい」と表明しました。

これに対し、シュワブ会長は、「WEFは過去40年余りにわたって中国と良好なパートナー関係を保ってきた。世界が多くの危機やチャレンジに直面する現在、WEFは中国と協力を深め、地球規模の対話を推進し、商工業界の役割を十分に生かして、地域・国際交流と協力を強化し、気候変動への対応や産業のモデルチェンジ、社会の公平を促すことに積極的に取り組んでいく」と述べました。（提供/CRI）