PSGの旭日旗映像、韓国在住フランス人タレントらの抗議で修正=韓国ネット称賛「ありがとう」

Record Korea    2022年7月19日(火) 12時0分

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17日、韓国・朝鮮日報は「サッカーのフランス1部リーグ、パリ・サンジェルマン(PSG)が日本ツアーの広報動画に旭日旗を使用したが、公開から約2時間で修正された」と伝えた。写真は旭日旗。

2022年7月17日、韓国・朝鮮日報は「サッカーのフランス1部リーグ、パリ・サンジェルマン(PSG)が日本ツアーの広報動画に旭日旗を使用したが、公開から約2時間で修正された」と伝えた。

記事によると、PSGは16日、公式YouTubeチャンネルに「PSG日本ツアー2022」とのタイトルで動画を公開した。27年ぶりの日本ツアーを宣伝する内容だが、韓国で「日本帝国主義を象徴する」とされる旭日旗が背景に使われており、これを見た一部サッカーファンからの指摘が相次いだ。「ナチスのハーケンクロイツと変わらない」との批判も寄せられたという。

動画は公開から約2時間後、特に説明もなく削除され、しばらくして旭日旗のシーンを削除した動画が公開されたという。記事は「ネットユーザーからの抗議が受け入れられたとみられるが、韓国で活動するフランス人タレント、ファビアンの力も大きかったようだ」と伝えている。

ファビアンは「PSG関係者と直接やり取りをした」として、その内容をPSGファンの集まるコミュニティーで公開した。それによると、ファビアンは「多くの欧州人は(旭日旗が)日本の国旗かビデオゲームに出てくる旗程度に考えているが、日本の戦争犯罪に関わるものだ。特に、韓国ではその意味が深刻だ」と旭日旗について説明し、動画の修正を求めている。これにPSG側は「教えてくれてありがとう。あなたの助言に感謝します」と適切な措置を約束したという。またファビアンは「動画を見て傷ついた方々に、自分が代わって謝罪します。今回のミスを通じ、多くのフランス人、欧州人に学んでもらいたい」と述べている。

ファビアンは韓国在住13年目で、タレント、俳優、モデルとして活動している。韓国に格別の愛情を持っており、「大韓外国人」との愛称があるという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ファビアンさん、ありがとう」「大韓外国人の模範だね。ファビアン、カッコいい」「韓国に住んで韓国人の情緒を理解し、両国間に不和が生じないよう動いた。実に考えの深い青年だね」「常識ある芸能人。本国の過ちを正し、韓国人に謝罪する姿は美しい」「韓国人以上に韓国を愛しているようだ」「彼に是非、永住権を」「こういうことは政府がまず動くべきだというのに」「外国人のほうが政府より働いている。反省すべきだ」「国会議員はファビアンを見習うべき」「大統領よりいい仕事をしている」「韓国を愛してくれてありがとう」など、称賛と感謝の声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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