2022年7月14日、中国メディアの界面新聞は、韓国の今年1〜6月における中国への情報通信技術（ICT）輸出が前年同時期に比べて10％以上増加したと報じた。

記事は、韓国科学技術情報通信部が14日に発表した概算統計で、同国の今年1〜6月におけるICT輸出額が前年同期比18．9％増の1226億米ドル（約17兆円）で同時期の輸出額としては過去最高となり、輸出額全体の35％を占めたことが明らかになったとした。

そして、輸出の内訳では半導体が同20．9％増の695億2000万ドル（約9兆7000億円）で過去最高を記録し、コンピューターおよび周辺機器が同38．6％増の101億3000万ドル（約1兆4000億円）、有機ELディスプレイ（OLED）が同26．5％増の73億8000万ドル（約1兆200億円）、携帯電話が同3.1％増の66億6000万ドル（約9200億円）となったことを紹介。輸出先では中国が同11．9％増、ベトナムが同22．7％増、米国が同20．4％、EUが同23．4％、日本が同11．6％増だったと伝えている。

また、ICT輸入額は同18．4％増の743億7000万ドル（約10兆円）となり、ICT貿易収支は481億8000万ドル（約6兆7000億円）の黒字だったことを紹介した。（翻訳・編集/川尻）