中国メディアの澎湃新聞は12日、東アジアサッカー連盟（EAFF）が主催するE-1選手権について、「中国の目標は日韓にボコボコにやられないことだ」とする記事を掲載した。

E-1選手権は日本、中国、韓国、香港が参加する総当たり戦で、日本は19日に香港、24日に中国、27日に韓国と対戦する。

記事は、11日に発表された韓国代表メンバーについて「主にKリーグや中国スーパーリーグ、Jリーグでプレーする選手で構成されているが、その半数以上は6月の連戦で選ばれたメンバーであり、欧州組を除く最強メンバーで臨んでくると言っても過言ではない」と指摘した。

一方、U-23（23歳以下）代表をベースとしたチームで臨む中国代表は、もともと5人のオーバーエイジ選手をメンバー入りさせる予定だったが、直近のリーグ戦2試合で張玉寧（ジャン・ユーニン）、呉曦（ウー・イー）、張琳芃（ジャン・リンファン）の3選手がいずれも負傷した。

ヤンコビッチ監督はU-23から3選手を追加招集したが、記事は「もともと日韓に実力が劣る中国代表が、より薄っぺらに見えてきた」と評し、「日韓両国にボコボコにやられないことが現実的な目標になるかもしれない」「27日に行われる最後の香港戦だけが、勝利が求められる試合になる」と伝えた。（翻訳・編集/北田）