中国各地で多くの人が熱射病に、亡くなった人も―中国メディア

Record China    2022年7月14日(木) 15時0分

拡大

中国メディアの北京青年報は13日、全国各地で多くの人が熱射病と診断され、中には亡くなった人もいると報じた。写真は炎天下の杭州。

中国メディアの北京青年報は13日、全国各地で多くの人が熱射病と診断され、中には亡くなった人もいると報じた。

記事によると、内陸部の四川省成都市では7月に入って数日連続でオレンジ色の高温警報が発令され、四川大学華西医院は10日、他の病院から熱射病患者3人を受け入れた。うち1人が亡くなり、他の2人は集中治療室で治療が続けられている。

一方、海に面する浙江省でも高温の日が続き、省都・杭州市の12日の最高気温は40.3度に達した。記事によると、熱射病患者も多く、麗水市中心医院では8日に49歳の男性が死亡。救急外来の医師によると、6日午後に受け入れたこの男性は作業場で仕事をしている時に突然倒れ、入院した時の体温は40.7度だった。また、浙江省に隣接する江蘇省の南京市でも12日、今年初の熱射病患者が確認された。患者は37歳で、4時間連続で作業をした後、嘔吐などの症状が現れたという。

記事は「高温多湿な気候と高強度な体力活動が熱射病を引き起こす最も主な危険要素だ」「熱射病は最も深刻な重症の熱中症」と述べて、高温多湿の環境下で頭痛、めまいなどの症状が現れたらすぐに涼しい場所に移動して直射日光を避け、水分と塩分を補給するという医師のアドバイスを伝えている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携