台湾海峡初の大型巡航救助船「海巡06」が福建に編入―中国メディア

人民網日本語版    2022年7月12日(火) 18時30分

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台湾海峡初の大型巡航救助船「海巡06」は11日、福建省平潭県で正式に編入され、台湾海峡で規模が最大で、性能が最も優れた公船となる。

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台湾海峡初の大型巡航救助船「海巡06」は11日、福建省平潭県で正式に編入され、台湾海峡で規模が最大で、性能が最も優れた公船となる。人民網が伝えた。

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「海巡06」の全長は128メートル、型幅は16メートル、型深さは7.9メートル、満載排水量は6600トン、メイン推進システムの総出力は1万3920kW、最高航行速度は23ノット、航続距離は1万カイリ。外から補給を受けずに海上を60日巡航し、公務を執行でき、南極と北極を除く世界のすべての海域に到達できる。風速32.7~36.9m/sの風、風浪階級9でも遠洋を巡航でき、風速28.5~32.6m/sの風と風浪階級7でも海事公務執行活動を展開できる。

「海巡06」は海上船舶救助、海上交通巡航監督管理、海上緊急処置、海上アクシデント対応、海洋権利保護、海事交流・協力などの機能を一体化している。福州海事局の関係責任者によると、「海巡06」には船舶用北斗システム、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)、マルチ衛星連動の衛星通信設備が搭載されており、独立、立体、移動型の海事行政公務執行ユニットとして海上巡視、海事監督管理、海上交通事故調査・処理、船舶汚染モニタリングなどの任務を遂行できる。また、通信指揮車、海事巡査車、その他の公船、ヘリ、無人機、VTS(海上交通管制システム)、AIS(自動船舶識別装置)と連携でき、「陸・海・空・宇宙」一体化総合監督管理および迅速反応システムを構築する重要な構成部分だ。

「海巡06」は昨年広東省に編入された1万トン級海事巡視船「海巡09」に次ぐものだ。現在、「海巡06」を含む中国の同類大型公船は2隻しかない。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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