台湾鉄道で滝のような漏水―台湾メディア

Record China    2022年7月12日(火) 16時0分

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11日、観察者網は、台湾の鉄道で走行中だった車両の運転室で「滝のような漏水」が発生したと報じた。

2022年7月11日、観察者網は、台湾の鉄道で走行中だった車両の運転室で「滝のような漏水」が発生したと報じた。

記事は、台湾・東森新聞網の報道として、11日午前に台湾鉄道の枋寮発台東行き列車の運転室で大規模な漏水が発生したと紹介。「まるで滝のよう」「狂ったように水が降ってきた」とし、運転手が漏水を避けるために立ったまま運転を余儀なくされたと伝えた。

そして、台湾鉄道がその後漏水の原因について「クーラー排水口に樹木の葉が詰まって排水できなくなり、運転室に流れ込んだ」と説明するとともに、運転手が直ちに通報したこと、運行には影響がなかったこと、そして当該車両について直ちに検査、処置を実施し、同じタイプの列車についても全面的な検査を行うことを明らかにしたと伝えた。

その上で、今回トラブルが発生した車両はR124型電気式ディーゼル機関車で、1970年代に米国から購入したものだと説明。台湾鉄道では早い時期から引退の計画があったものの、今なお実現しておらず、検査を強化して使用しているとした。また、台湾鉄道のベテラン運転手が「雨が降っていないのだから、冷却水しか考えられない。報告後直ちに処置を施したことで、すぐに問題は解決した」とコメントしたことを紹介している。

記事は、この運転手の見立てに対して台湾のネットユーザーから「クーラーは日常的なメンテナンスをしていないのか」「万が一大きな事故に繋がったら、誰が責任を取るのか」といったコメントが寄せられていると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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