河北省雄安新区白洋淀でこのほど職員が鳥類の監視測定作業中に、国家二級重点保護野生動物に指定されている「クイナ」を発見した。これは、白洋淀の生態環境が引き続き改善されている証拠の一つといえる。人民網が伝えた。

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クイナは、水質や生活環境の条件が非常に厳しい稀少鳥類で、国内での分布範囲は次第に縮小している。2021年、中国が「国家重点保護野生動物リスト」を見直した際に、クイナは国家二級重点保護野生動物に指定された。

5年前に雄安新区が設立されて以来、白洋淀の生態環境修復・保護作業レベルが向上し続けるのにともない、鳥類棲息地の修復・建設などの事業が加速し、完備された生物多様性保護監視測定システムが次第に構築され、渡り鳥の飛来や鳥類・底生動物などの生息と繁殖のための良好な環境が提供されてきた。現在の白洋淀には、「鳥の楽園」というかつての素晴らしい風景が再現されるようになった。（提供/人民網日本語版・編集/KM）