バラエティー番組の撮影現場での負傷が明らかになった中国の女優ヤン・ミー（楊冪）について、最新作の時代劇ドラマ「狐妖小紅娘：月紅篇」（縁結びの妖狐ちゃん）からの降板はないことを関係者が回答している。

9日、マンゴーTVのバラエティー番組「密室大逃脱」の撮影現場でヤン・ミーが負傷したとの話題が、見学者の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）への投稿をきっかけに浮上。負傷したのは同日の午後5時ごろとみられ、ヤン・ミーが顔面を押さえて救急車に乗り込む様子が目撃されていた。美人女優が顔面を傷つけたとの衝撃的なニュースは、ウェイボーでも瞬く間にトレンドランキングのトップに立つ注目の話題となった。

ヤン・ミーのマネジメント側では9日深夜、ウェイボーで状況説明を行い、まぶたと眼角の外傷により縫合を行ったことを発表。処置は順調に進み、今後も医師の指示に従うことを明らかにした。

ヤン・ミーの最新作となるドラマ「狐妖小紅娘：月紅篇」はこのほどクランクインし、8日にはヤン・ミーとゴン・ジュン（龔俊）の主演2人のイメージビジュアルが初解禁されたばかり。ネットでは撮影スケジュールに大きな影響を及ぼすため、ヤン・ミーの降板が急きょ決定したとの話題が飛び出したが、作品プロデューサーのワン・イーシュー（王一栩）が「完全にデマ」として降板を否定するコメントを公開している。

今回の負傷について、ヤン・ミーのマネジメント側から発表があったのは、アクシデント発生から6時間を経ていた。その間、ネットではヤン・ミーのファンから心配する声が上がり、さらにデマも飛び交ったことから、対応の遅さを批判するコメントが多く寄せられている。(Mathilda)