安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者と同姓同名の大学准教授のホームページがアクセス集中で表示できない状態になっていることが、中国でも注目されている。

中国のニュースサイトの観察者網は9日、銃撃事件発生後、容疑者名が報じられると、群馬大学大学院保健学研究科の山上徹也准教授がインターネット上で検索の対象となり、8日夜に大学の公式ホームページ内にある同准教授の個人ページが落ちたことを伝えた。

これについて、中国のネットユーザーからは「この先生にとってはいい迷惑ですね」「先月『同名同姓受害者協会（下村敦史氏の小説『同姓同名』の中国語タイトル）』を読み終えたばかり」「同姓同名被害者の会」「同姓同名で二次被害」「日本人は（中国人に比べて）同姓同名が少ないと聞いていたけど…」などの反応が見られた。（翻訳・編集/柳川）