「自分も蔡英文を銃殺したい」ネット掲示板に書き込んだ男を逮捕―台湾

Record China    2022年7月10日(日) 21時0分

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安倍晋三元首相が演説中に銃撃され亡くなった8日、台湾で、インターネット掲示板に「自分も蔡英文(総統)を銃殺したい」と書き込んだとして男が脅迫容疑で逮捕された。写真は蔡氏のフェイスブックページより。

中国のニュースサイトの観察者網によると、安倍晋三元首相が奈良県内での演説中に銃撃され亡くなった8日、台湾で、インターネット掲示板に「自分も蔡英文(総統)を銃殺したい」と書き込んだとして20代の無職の男が脅迫容疑で逮捕された。

苗栗県警察局の職員が8日午後2時ごろ、サイバーパトロール中に書き込みを発見した。刑事警察局はIPアドレスから発信者が台南市永康区からスマートフォンで書き込みを行ったことを特定。永康区警察局の警察官が同日午後7時ごろ、自宅にいた男を逮捕した。自宅からは拳銃や爆発物などは見つからなかった。

男は成功大学を卒業したばかりで、現在は無職。警察の取り調べに対し、台湾政治と蔡氏に不満があったとし、書き込みについては「ただ冗談を言っただけ」などと説明した。警察は、男が取り調べに素直に応じ、男にはいかなる犯罪の動機も兆候もないものの、書き込みがすでにインターネット上で拡散したことや日本で安倍元首相銃撃事件が発生したことなどから、男を送検したという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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