飛行中の旅客機にネジの緩み、中国国際航空が認める

Record China    2022年7月8日(金) 11時0分

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7日、中国新聞網の微博アカウントは、中国国際航空の旅客機にネジの緩みが見られたとの情報について同航空がコメントを発表したことを報じた。

2022年7月7日、中国新聞網の微博アカウントは、中国国際航空の旅客機にネジの緩みが見られたとの情報について同航空がコメントを発表したことを報じた。

現地時間7日午後0時37分に北京を離陸し、湖南省の衡陽に向かった中国国際航空1921便旅客機の乗客が「翼のネジが外れている」として窓から翼の様子を動画で撮影し、ネット上で公開した。動画からは、左主翼の後方にある「フラップトップフェアリング」の5か所のネジ固定穴のうち、1か所にはネジがなく、3か所はネジの頭が浮いている状態で、正常に締められているように見えるのは1か所のみであったことから、ネット上で大きな注目を集めた。同機はトラブルなく同午後3時45分に無事衡陽空港に着陸した。

記事は、同航空の微博アカウントが7日夜に「ネット上での報告について重く捉えており、直ちに問題の部位の検査を実施し、ネジの緩みについて修理を行った。また、他の飛行機についても検査を実施している」との声明を発表したことを紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「ネジの緩みを見つけた時、どんな思いだっただろうか……」「フェイクだろうと思っていたら、なんと本当だったのか」「航空業は経営が厳しくて、メンテナンスするお金もないのか」「飛行機より高速鉄道のほうがいいと思った。外国には行けないけど」「日常の点検はしていなかったのだろうか」「燃料サーチャージばっかり値上げして、安全係数は下がってるじゃないか」「明日飛行機に乗るんだけど(泣)」といった感想を残している。

また、「これは飛行上の安全には影響しない」との声もあったが、これには「仮に落下したら、地上の人が危ないじゃないか」との反論も見られた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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