上海で感染者じわり増、市民は再ロックダウン懸念―仏メディア

Record China    2022年7月7日(木) 13時0分

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仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は6日、上海人が再びロックダウンを心配し始めていると報じた。写真は上海。

仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は6日、上海人が再びロックダウンを心配し始めていると報じた。

AFP通信などによると、中国では6日に300人近い新型コロナウイルス感染者が報告された。安徽省では2つの市でおよそ170万人を対象に外出制限がかけられているという。

一方、2カ月に及ぶロックダウンが物議を醸した上海市でも、3日に2人の感染者が出て以降、4日に3人(無症状感染者は5人)、5日に9人(同15人)、6日に32人(同22人)と増加傾向にある。上海市のすべてのKTV(カラオケ)は6日に閉鎖されたという。

記事は「上海市民の間では厳しい制限が再開するのではないかとの懸念が出ている」とし、「SNS上では一部の家庭に食料配給が行われているとの情報が流れ、人々の不安がさらに増している」と伝えた。

また、「感染が拡大しているオミクロン株BA.5.2は伝染性が強い一方で、毒性は弱いことで知られている。『ゼロコロナ』政策を掲げる中国にとって新たな挑戦になるだろう」と指摘。「同政策の影響で多くの工場が閉鎖したり、工期が遅れたりするなど、経済活動に深刻な打撃が生じている」と伝えた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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