中国ドラマに韓国から「パクリ」との指摘、中国専門家「韓国の若者は歴史を理解していない」

Record China    2022年7月6日(水) 18時0分

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中国ドラマに韓国のネットユーザーから「パクリだ」との指摘が出ていることについて、中国メディアの環球網は5日、「中国のネットユーザーから反論の声が上がっている」と報じた。写真は「恋する美食の宮廷記」。

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中国ドラマに韓国のネットユーザーから「パクリだ」との指摘が出ていることについて、中国メディアの環球網は5日、「中国のネットユーザーから反論の声が上がっている」と報じた。

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記事は、「ある中国ドラマが韓国でいわゆる盗作論争になっている」とし、動画サイト・bilibili(ビリビリ)と動画配信サービス・Disney+で同時配信中の中国ドラマ「恋する美食の宮廷記(原題:珍饈記)」に言及した。

韓国のネット上では、同作の出演者の衣装が韓服(韓国の伝統衣装)に似ていると指摘されているほか、サムギョプサルが中国の伝統料理として登場するシーンがあり、物議を醸している。また、ストーリー展開も韓国ドラマ宮廷女官チャングムの誓い」に似ているとの指摘が出ているという。

韓国のネットユーザーからは「あきれた」「中国は本当に韓服が好きだな」といった声や、同作が韓国で配信されていないことについて「パクリが発覚するのを恐れているからではないか」との声が上がっている。

一方で、中国のネットユーザーは「これは明朝の服装で韓服ではない」「作中に登場するのはみんな中国料理で問題ない。韓国が朝鮮王朝時代のグルメをテーマにした『宮廷女官チャングムの誓い』を撮影していたからといって、他国のグルメをテーマにしたドラマをパクリと呼んではいけない」などと反論している。

遼寧大学米国・東アジア研究院の呂超(リュー・チャオ)院長は「中韓両国は地理的に近く、交流も深いため、文化的に多くの類似点がある。韓国は古くから儒学を尊び、中国の文化を積極的に吸収していった」と指摘。論争の原因について「韓国の一部の若者が歴史を理解してないことが原因」とし、「両国民は歴史を直視し、互いに尊重し合い、広い心で交流すべきだ」との考えを示した。(翻訳・編集/北田

「恋する美食の宮廷記」

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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