人民文学出版社カフェが登場、コーヒーと文学の融合が魅力―北京市

人民網日本語版    2022年6月30日(木) 23時30分

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郵便局がミルクティー店を打ち出したのに続き、またもやびっくりするような公式コラボレーションが登場した——人民文学出版社カフェだ。

郵便局がミルクティー店を打ち出したのに続き、またもやびっくりするような公式コラボレーションが登場した——人民文学出版社カフェだ。店名を「朝花夕拾文化クリエーティブコーヒー供銷合作社」といい、北京市の朝陽門にオープンした。店内では主にクリエーティブグッズとコーヒーを提供し、あちらこちらに「魯迅の文学」がデザインされ、シェークスピアの顔がデザインされた紙コップ、文豪の顔が浮き出るラテアート、名作ゆかりの名前がついたメニューなどがある。例えば「三国志」の英雄・関羽の名前がついた「関公コーヒー」は実は抹茶ラテで、関羽が持つ青竜偃月刀の色と抹茶の色が近いことから、この名前がついたという。

「朝花夕拾」の店内はそれほど広くないが、さまざまな意匠が凝らされている。たとえばアメリカンコーヒーにはヘミングウェイの名作「老人と海」の名前がついている。アメリカンコーヒーの極めてシンプルなレシピとヘミングウェイ文学の簡潔で率直な言語スタイルとがぴったり合っている。「ベニスの商人」と名付けられたシーソルトラテ、「ダンテの神曲」と名付けられたエスプレッソなどもあり、客は注文する時に中国内外の文豪や名作と共鳴する瞬間を味わえる。

こうした名作や本の登場人物を担ぎ出すのは「無理矢理」な感じがしなくもないが、文学的要素とショッピングシーンを融合させ、コーヒー文化と文学作品、文学の巨匠同士のつながりなどを探求することで、人民文学出版社カフェブランドには独特の文化的魅力が備わった。このカフェが人気を集めているのは、まさしくこうした理由によるものだ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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