「神風特攻隊遺書」、世界記憶遺産の国内審査で落選=中韓から「美化」批判も―中国メディア

Record China    2014年6月14日(土) 19時17分

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13日、ユネスコの記憶遺産申請候補として注目を集めた神風特攻隊員の遺書、手紙、日記の資料群は落選した。写真は靖国神社の遊就館。

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2014年6月13日、国際在線によると、神風特攻隊の遺書がユネスコの記憶遺産申請候補から漏れた。

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12日、2015年の国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界記憶遺産」登録に向けて、日本の候補2件が決定された。選出されたのは「舞鶴への生還―1945〜1956シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録―」と「東寺百合文書」。鹿児島県南九州市が申請した「知覧からの手紙 知覧特攻遺書」は落選した。

「知覧からの手紙 知覧特攻遺書」は知覧平和会館が所蔵する神風特攻隊員の遺書、手紙、日記など333点の資料群。中国や韓国からは「特攻を美化しているのでは」との批判が寄せられた。

選出にあたったユネスコ国内委員会は落選の理由について「日本からの視点のみが説明されている」「特攻は沖縄戦の時期だけでなく、唯一性、完全性の説明の補強が望まれる」と説明している。(翻訳・編集/KT)

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