5月25日にスタートした「2022中国瀋陽海智イノベーション創業コンテスト」がこのほど、海外の起業家向けにもエントリー受付を開始しました。

このコンテストは起業家のプロジェクトを支援することを目的とするもので、今年は中国、アジア、欧州の3エリアからのエントリーを受け付けています。そのうち、アジアエリアには日本会場、マレーシア会場、タイ会場などが設けられています。各エリア・会場で予選、準決勝、決勝が行われ、最終的に金賞、銀賞、銅賞が決まる予定です。

コンテストの協力機関には、日本華僑華人博士協会、中欧イノベーション・ネットワークなどの海外の科学技術団体や、インキュベーター、科学技術サービス機関のほか、浙江創投、航天科工、中風投といった中国のベンチャーキャピタルと金融機関が名を連ねます。

コンテストで入賞し、遼寧省瀋陽市で起業を行う起業家には、最高30万元（約608万円）の補助金が支給されます。また、抜きん出て優秀なプロジェクトは最高1000万元（約2億円）の「エンジェル投資」による支援を受けることもできます。さらに、瀋陽ハイテク区は「成果転化プロジェクト」として、5億元（約100億円）のハイテク区科学技術成果転化特別基金を設立し、このコンテストで発掘された優秀プロジェクトを重点的に支援する方針としています。（提供/CRI）